2009年9月 4日 (金)

精神科も医療崩壊?

先日、医療崩壊に拍車をかけるような裁判が仙台地裁でありました。詳細は下記リンクにあります。

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090831-537958.html

説明すると、「人格障害あるいはうつ病と診断された女性が、外来診察中に自殺。自殺の動機は他の患者に診察時間が長いと怒鳴られたため。」というのが事の成り行きです。ここまで書くと、「あぁ、家族がこの怒鳴った患者を訴えたんだなー」と思いますが、ところがどっこい、訴えられたのは病院hospital しかも1億円の賠償を求める裁判・・・。普通ならこの手の裁判は100%病院が勝つのですが、沼田寛という裁判長は「事故は予見できたので、病院職員に見守らせるべきだった」ということで病院側に3300万円の支払いを命じたそうですcoldsweats02

ありえません・・・。というか、この裁判長は全くといって精神医療を理解していない。第一診察中に他の患者が怒鳴り込んでくることなんか誰が予見できるのでしょうか?それに百歩譲って自殺を予見できたとしても、本気で死のうとしている人を止めることは無理なのですbearing 実際、たとえ保護室に入れて監視していても壁に頭を打ち付けたりとか、舌を噛み切ったりとか、シーツを破ってひも状にして首をつるとか、そういう事例はいくらでもあります(実際私が勤めていた病院でありました)。つまりこの裁判長の考え方通りにするならば、「自殺の可能性がある患者は、全員ベッドにくくりつけて24時間体制で見張る」、これ以外選択はないのです!まったく馬鹿げています。こんな裁判がまかり通るなら、精神科医は「自殺念慮」のある患者を診なくなります。

と、まぁ興奮気味に書きましたが、高裁では病院側の過失はきっと否定されると思います。ところで、この沼田寛裁判長とやらは、結構(ある意味)有名な裁判長らしいです。いくつか「これで有罪なの?」というオモシロ判決を言い渡す輩だそうです(webで検索したら分かります)。こういう輩が裁判長として適任かどうか、あるいは辞めさせたい場合は「裁判官訴追委員会」というのがあるそうです。間違いなく今回のことで、訴追委員会に訴えられると思います。

最近の医療裁判は、どうもおかしい気がします。司法の医療現場の無理解や、やり場のない怒りを病院や医師に投げかける家族・・・、患者と担当医師とどのような関係であったかは分かりませんが、明らかな過失がないのに逆恨みされてしまう・・・、こんな状況では医療は成り立ちません。訴訟社会(誰かのせいにしたい社会)に拍車をかけるような力動が今の日本にあるならば、その病理はどこにあるのでしょうか?この答えは今の自分には分かりませんが、この裁判は今後も見守って生きたいと思います。

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2008年9月15日 (月)

日本での最後の仕事

今朝まで病院の当直だったbearing これで日本での仕事は最後!ならびにしばらくは当直をしなくて済みますsmile 勤務先の病院は当直で呼ばれることはほとんどなく、比較的楽なのですが、それでも枕が違うところに1日中いるのは結構ストレスなのです。それに入院中の患者が急変して、亡くなることも年に1,2回はあるので、そのことを考えると当直から開放されるのは正直嬉しいですhappy01

朝当直から帰ってきたら、すぐに研究室に向かい、実験サンプルの回収した。「これで日本での実験はしばらくないな」と思うとちょっぴりほっとしますヽ(´▽`)/ 正直言って、この6年間、ずーーーっと同じようなことをやっていたので、飽きちゃいました( ´_ゝ`)

まぁ、カナダに言っても手技的には同じなのですが、テーマが変わるというのは、嬉しいlovely 結構、飽きっぽい性分なので・・・。

日本出国まであと1週間弱・・・。何だが緊張してきたなーwobbly

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2008年9月 6日 (土)

ついに結石がでた!!

先日ついに私を苦しめていた尿路結石が排出されました!happy02 排出の前々日ぐらいから鮮血に近い血尿と血塊が出ていたので、そろそろかもと期待しておりましたが・・・note

職場のトイレで排出したのですが、痛みはほとんどありませんでした。ただ血塊が出てきたときと同じように、異物が尿道を通過する感覚は分かりました。(尿道が広かったのでしょうか?尿道が広く生まれたことに感謝ですsmile)。

これが私から生まれた尿路結石です。レントゲンでは3.5mmといわれておりましたが、実際は5mm弱。意外に大きくてびっくりですcoldsweats02 これからは尿路結石ができないような食生活を心がけたいです(特にお酒bar)。

Photo

留学直前だったので、少しあせっておりましたが、本当によかった~!で、個人的な感想としてはやはりウロカルンとチアトンを飲んでいたおかげのような気がします。知り合いに結石持ちで処方なしで経過を見ている人がいますが、そのひとは石が1年近く排出されていないそうですweep。これに水1L以上を1日あたり飲んだことと、本当はいけないのでしょうが(脱水を起こすため)、ここ1週間750ml程度のチューハイを毎日のんでいたことが排石を促したのでは?と思っております。酒量を増やしてから血尿の頻度が多くなったので、おそらく結石の移動スピードがあっがたのでしょうか?しかし疝痛発作の誘発を促す可能性が高いので、あまりおすすめではありません(^-^;

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2008年8月31日 (日)

出国前の帰省

来月カナダへ移住するにあたり、親戚一同に顔を見せるべく帰省いたしました。私の出身地は「島根県」という日本で一番知名度の低い県であり、出身地のPRも兼ねて帰省の報告をいたします。

Photo 松江城です。現存する天守閣を有する数少ないお城です。高校生のころにはしばしば訪れた思い出深い場所です。島根県として有名なのは縁結び」で有名な出雲大社や世界遺産となった石見銀山でしょうが、この松江城やその城下町は昔ながらの風情を残しており、おすすめの観光地です。

Photo_2 この松江城を取り囲む堀川です。「堀川めぐり」で多少有名になりつつあります。地元ながらこの堀川めぐりをしたことはございませんが・・・。

Photo_3 宍道湖です。見えにくいけど宍道湖に浮かんでいる小島が「嫁が島」です。夕方になるととても綺麗ですが、あいにく曇天です。山陰地方は本当に「山陰」と呼んで字のごとく天気に恵まれない日が多い気がします。

と、観光客気分で地元を満喫(?)した一週間でしたが、しばらくは地元はおろか日本を離れます・・・。家族、親戚にはげまされつつ3週間後には見知らぬ土地Halifaxへ・・・。住めば都と言えども不安は尽きません。でも、まぁ先進国にいくのできっと何とかなりましょう!

ちなみに帰省中にカナダの受け入れ先から、アパートが見つかるまでの10日間のホテル滞在費占めてC$2000を負担してくれるという嬉しいお知らせがあった!さらに振られ続けていたHalifaxの不動産屋からアポイントメントを取り付けることができた!

ちょっとづつだけど曖昧で不安だった少し先の未来がクリアになってきた。あと3週間、何が起きるか分からないけど、後ろ向きに生きたってしょうがない。「何とかなるさ」という気持ちでがんばります!

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2008年8月21日 (木)

大野病院判決

今の医療崩壊の引き金となったと言われる事件・・・科は違いますが、医師として考えさせられることが多い。あくまで報道されている事実の範囲でしか分からないが、被告となった産科医の処置は妥当だったとのこと。また検察側の証言にたった新潟大学産婦人科教授も産科は専門ではなく、婦人科(主に腫瘍が専門)が専門であり、そのコメントの信憑性に疑問符が付いた。遺族の家族と検察、そしてマスコミが医療バッシングというブームに乗っかり、地域医療に専心していた一産科医を法廷までに引きずり出した、という構図が伺える。

亡くなった家族からすれば信頼していた医療に裏切られ、その怒りの矛先をどこに向ければいいのか分からない、という心理は容易に想像できる。しかしこの信頼というのはどこまでして良いものであろうか?今の医療が信頼できない、という意味ではない。医者は神様ではない、という意味である。たった二十年前においてすら、周産期死亡率が高く(1000人あたり16人)、また妊婦も出産における死亡リスクは高かった(10万人あたり30人弱)。現在においては周産期医療の発達によりそのリスクは5分の1以下までになった。つまり無事に出産することが当たり前であり、問題が起こることのほうが異常ととらえられる傾向になったのであろう。これが三十年、四十年前であったら「無事に出産できる」ということがどれだけ有難いことであったであろうか・・・。

医療は100%では決してない。しかし100%を目指さねばならない。が、その結果が100%で無かった時に罰を受けねばならないのであれば、医師はこの世中からいなくなるであろう。ブラックジャックは「医療は賭けである」といったそうであるが(と言うか手塚治虫が言ったのであろう)、これは核心をついている。こんなことを書くと患者さんたちを不安にさせるのであろうが、手術がうまく行くか否か、薬が効くか否か、病気が治るか否か、なんてことは誰にも分からない。やってみないと分からない。100%じゃありませんから。ただ、その時点で統計学に基づいて一番治る可能性が高い方法を選択しているに過ぎません。これが今の医学・科学の限界なのです。

誰のせいなのか分かりませんが(多分マスコミでしょうが)、非医療従事者の医療に対する肥大化した幻想はやがて医療全体を滅ぼし、医療難民を多数生むことでしょう。まぁそれも国民が選んだ道であるならば仕方ないことなのでしょうが・・・。

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2008年8月13日 (水)

ついに三大痛の一つを経験しました

「三大痛」と言われて何を思い浮かべるであろうか?某サイトによると「心筋梗塞」「群発頭痛」「尿路結石」だそうだ(お産が入っていないのが意外?)。先日、そのうちの一つ「尿路結石」による疝痛発作を経験したのでご報告いたします。

疝痛発作の前日、飲み会があり日ごろの2倍程度の酒量を摂取(あくまで体感、実際はもそっと飲んでるかもbearing)。翌日当直があるため午後から病院へ出勤。二日酔い気味であったためラーメンを食べ、水分を多めに摂取する。午後は兎に角眠かったが、デスクワークを片付けながら病棟からのコールに対応する。夕飯をとった後にシャワーを浴び、その後2-3回のコールに対応していたところ、いつの間にか眠っていた。多分10時ぐらいには寝ていたかも・・・。

深夜3時頃、尿意を感じる。トイレに行くと、「・・・血尿か・・・」coldsweats02。しかも尿量が少ない。「これは結石が出てくる前触れかも」と戦々恐々・・・。10分おきにトイレに行くが出ない・・・。

「今日は尿意のあるまま横になっておこう」と思い、ベッドでうつらうつらしていると・・・「キューっ」とした感覚が左わき腹に現れる!「これが疝痛発作かな?まぁ大したこと・・・うぐ!」予想はすこぶる甘かった・・・。「うは!ぶはっ!・・・な、ちょ、まって・・・」とその場でつぶやく。今までに味わったことのない痛み。左脇に小さなブラックホールが出来て、そこに左わき腹が持っていかれるような痛み(意味不明)。痛みとともに吐き気、発汗、心拍数は上昇。時計を見ると時間は4時半。「当直交代まであと4時間半なのに・・・(涙目)」と思いながら、病棟の看護婦にコールし、ボルタレン座薬を所望。しかし「ありません」の一言!なんちゅー病院だ!置いておけよ!仕方ないのでバファリン2錠を持ってきてもらう。

「まだかー、まだかー」バファリンを持ってくるまでが長く感じる。ようやく持ってきたバファリンを急いで飲んだ・・・。待つこと5分・・・「お!効いてきたか!・・・んなわけねー!」とまったくバファリンは無効。

しかたなく院長に電話し、早めに当直を交代。時間は午前5時過ぎ。タクシーを呼んでもらい近くの救急病院へ、腰を曲げながら滑り込む。当直医は若い脳外科医であったため「どうしましょうか?」と処置を訊ねてくる(一応、こっちも医者で当直中であったことを説明)。ボルタレン座薬とペンタジンの注射を所望。処置後10分で症状軽減。しかしその後、体感10-20分ごとに左脇に刺すような痛みが5分ぐらいずつ続く・・・。地獄のような痛みのため、意識は朦朧とし、気が付いたのは午前7時。

この時点で痛みはなかったので、タクシーを拾い当直先の病院へ戻る。当直を早めてくれた院長にお礼を言ってから、そのままタクシーで帰宅の途に着いたが、そのタクシーの中でも痛みが・・・。自宅に帰ってからも2回発作があったが、いつの間にか眠ってしまい、目が覚めたのがお昼(翌日は休日だったのがよかった)。それ以降は発作はありませんでした。

結局最初の発作があってから5-6時間は発作が間歇的に起こった。2日後に泌尿器科を受診し、IPをやってもらったところ結石は膀胱ちかくまで下がっておりましたhappy01主治医いわく「あともう少しなので、このまま様子を見ましょう。お酒はだめですよ」といわれましたbearingでも、結局前日のお酒のおかげでここまで結石が降りてきたとも言え、一概に悪いとは言えないのでは?と考える自分はアル中気味かも知れません・・・。兎に角、後もう少し!留学前には結石を排出するぞ!

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2008年7月15日 (火)

初膀胱鏡

先週書いたように血尿の原因を探るべく、今日は腹部CTと膀胱鏡をしてもらった。腹部CTは造影にてやったが、正味10分程度で終了。予約をしていたので比較的早く終わった。造影剤が多めであるためか、以前やったIPより体が熱くなった。

そしていよいよ膀胱鏡・・・。世の男性達からは限りなく拷問に近い検査、というか拷問であるわけだが、留学前に血尿の原因をはっきりさせたいと思い、チャレンジしてみました。はじめ50ccシリンジでゼリー状の麻酔(おそらくリドカインゼリー?)を尿道に入れ、待つこと5分・・・。「麻酔がかかった」という印象よりは、何かが逆流した感触が痛くて不快であった。たとえると、水が鼻に入ったときの痒痛な感じを5倍程度upさせた不快指数である。その後は内視鏡を尿道に入れるわけであるが、カーテン越しであったため、内視鏡の太さは不明(太さを見ていたら入れる前から失神していたかもしれない)。内視鏡が入るとはじめはそれ程痛さは感じないが、そのうち肛門の奥の方に鈍い痛みが背中を突き抜ける・・・。思わず声を上げそうになるが、何とかこらえた。内視鏡の先端が膀胱内に入るとほとんど痛みは感じず、代わりに尿意を感じるようになる。おそらく膀胱内に生理食塩水を入れているからだろう。

結局膀胱鏡では出血源は見当たらず、もちろん一番の気がかりであった腫瘍もない。が、CTで左尿管に明らかな結石を確認・・・。直径はおよそ3.5mm。うーん、CTの結果が早く分かれば膀胱鏡はしなくてもすんだのでは?と思ったが、これも貴重な体験となりました。ちなみに処方はウロカルン、チアトンカプセルを1ヶ月分出されました。これで留学までに石が排出されることを祈るばかりです。

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2008年7月 6日 (日)

血 尿 再 開

6月上旬に血尿が出て、結石(疑)の診断を受けたが、2-3週間で潜血反応は無くなった。そこで調子に乗って、この2週間ばかり前と同じペース(というかそれ以上)で酒を飲んでいたら、今日再び血尿がでましたcrying俺って本当に馬鹿・・・。昨日はチューハイを1L近く飲んだので、それがいけなかったらしい。朝から腰が重くて、「今日はだりーなー」なんて思っていたらコーラ色の尿がコンニチハ。

今日からまた禁酒です。ついでに腎臓のエコーしてもらうために他の泌尿器科に行くことにしますweep

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2008年6月24日 (火)

部屋の片付け

あと2ヶ月ちょっとで日本を離れる。当然部屋の片づけを始めているのだが、これがなかなか進まない。ぎりぎりまで使う生活用品は片付けることが出来ないため、結局ここ5年間ぐらい指も触れていないようなもの(教科書、押入れのガラクタなど)を片付ける程度です。この部屋の片付けが曲者で、必ず「あ~、懐かしい」「あ~、恥ずかしい」といったものが出てきて、それをしばしば眺めて回想に耽る・・・。これも1つの儀式なのでしょうか?まぁ今回は今までの引越しとは違い、容赦なく「要」or「不要」とラベルして大鉈を振るっております。捨てたことを後で後悔しないか、ちょっと心配です。

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2008年6月 8日 (日)

血尿!

学会から帰ってきてからどうも体調がおかしい・・・。ずっと左腰が重い気がしていたが、夜に異変が!おしっこが明らかに黒い!ウーロン茶かコーラっぽい色で、いわゆる肉眼的血尿(これに対して尿検査で分かる程度の微量なものは顕微鏡的血尿という)。

7-8年前に一度左わき腹痛と顕微鏡的血尿にて「尿路結石(疑)」の診断を受けたことがあったが、その時はエコーでもレントゲンでも原因は不明だったので(疑)となった。その後はほとんど症状はなかったのだが・・・。そういえば学会中、しこたまルームサービスとかで酒飲んだので、それが引き金となったのだろうか?

という訳で初めて泌尿器科に行くことになった。職場近くの泌尿器科をインターネットで検索して某電気量販店内にある泌尿器科へ・・・。内装はまぁ綺麗だが、量販店の中にあるので作りは大雑把。しかも待合室でまっていると診察中の声がダダ漏れ。っていうかドアはあるけど、その上に壁がないジャン!立地はいいが、これじゃ流行らんだろうと余計な心配をしていると、すぐに診察室に呼ばれる(まぁ案の定、患者は自分を含めて3人しかいなかったのだが)。

担当医はそのクリニックの院長で初老のロマンスグレー。落ち着いた感じでなかなか良さそう。しかし・・・、「どうしましたー」と言われ症状を述べると、「あー、結石の疑いですね。ここじゃ検査できないから他の病院を紹介します」と1分もかからず終了。っていうかインターネットじゃ「血尿」「結石」扱ってるって書いてあるじゃん!誇大広告じゃねーか?と思いつつも茶封筒に入った紹介状を受け取る。この紹介状がまたいい加減で、複写もとらずただの便箋に3行ほどの内容。これで保険点数請求できるのだろうか?しかもこの5分足らずの診察でしめて1400円なり・・・。まぁどの科も「クリニック」と名のつくところは薬自動販売機程度なのだろうか?

日本の医療に不安を抱きつつ(自分も当事者なのだが)紹介された病院へ直行。受付で茶封筒を渡すと「ハイ、○○クリニックさんからの紹介ですね」と手馴れた感じ。しょっちゅう紹介しているんでしょうね・・・。受付で待つこと30分、診察室へ入る。担当医は40-50代のバリバリ現役という感じ医師。問診も丁寧で、最終的には「結石の可能性が高いので、造影剤を使ってレントゲンを取りましょう」と言われた。

いわゆるintravenous pyerography(IP;経静脈腎盂造影)のことであり、腕の静脈から造影剤を入れ、数分後に(5分、10分後ぐらいだったか?)に腹部レントゲンを撮る。これにより腎臓、腎盂、尿管、膀胱までの尿路に結石があるか否かが分かる。

看護婦さんのなされるがまま、おとなしく注射されレントゲンを4枚撮られた。検査はトータルで20-30分ぐらいだったか?検査後ふたたび診察室へ通され、結果の説明を受ける。「うーん、結石は認められませんが、レントゲンに石が写らないこともあります。とくに尿路に閉塞はありませんし、膀胱内も悪いもの(おそらく腫瘍のことをさしているのだろう)見当たりませんね・・・。検尿で潜血反応がでているので、結石があるとは思いますが・・・。尿管も左が太くなって、尿の排出もやや遅れているので、左尿管に石があったのかも」と丁寧。が、結局原因不明で今回も「尿路結石(疑)」。石が排出されるまで経過観察となった。一番心配だったのは酒が飲めなくなることだったのでそのことについて訊ねると、「うーん、ほどほどにね。尿酸結石の可能性があるのでビールは控えたほうがいいかも。どうせ飲むならブランデーや焼酎のような蒸留酒ならいいよ」とのこと。ちなみにワインは尿酸が比較的少ないため比較的安全らしい。某サイトにはワインは体内でアルカリ性になるので酸性の結石には良いらしいのだが・・・(本当かいな?)。

という訳でしばらくはワインだけの生活にする、と言いたいのですが不安があるので暫くは禁酒することとなりました。トホホ(泣)。ちなみに2件目の病院での診察料は合計で6000円!・・・まぁ1週間は禁酒して元を取ろう。

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