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2009年2月28日 (土)

さよならイタリア人!

今日知ったのですが、同じフロアにいるイタリア人postdocが今日帰国することになったようです(情報に疎い、オレcoldsweats01)。同じラボのメンバーではないのですが、こちらに来たての10月ごろに他の外国人たちと一緒に講習を受けに行ったりしました。喋ったのは数回程度だったのですが、同じ外人部隊として幾分の近親感をもっておりました。何でも母国でのポストが空いたから帰国するとのこと。結局6ヶ月しかHalifaxに滞在しなかったようですが、本人は嬉しそうでした。今日で会うのも最後と思い、こちらから出向いて「突然の帰国で、さみしいよ」と形式的な挨拶だけをしたのですが、サッカーやワインのことなどを喋りたかった(お互い英語が不自由なので、込み入った話ができないbearing)。 ここHalifaxは結構田舎で長期間滞在するにはちょっぴり退屈な所です。半年ぐらいで十分堪能できる町なので、彼女にとって丁度よい滞在だったと思います。この6ヶ月という滞在が予定されていたのかは不明ですが、ポストがきまればビジネスライクにさっさと移動しちゃうのでしょうか?私もビジネスライクにさっさと移動したいと思う今日この頃でした(ってどこへ?coldsweats01)。

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2009年2月26日 (木)

ポジデータを出したけど・・・(ため息)

現在ラボでやっているプロジェクトは大きく分けて二つあります。一つは私が筆頭著者になる予定のプロジェクト。ここに長居するつもりはないので、短い論文になりそうですが、まぁこれはマイペースにやっておりますconfident もう一つは昨年まで修士の学生だった現在テクニシャンが筆頭著者になる予定の論文の追加データになる実験をやっております。

ダメボスはこの元修士の論文を大きなテーマにしたいようですが、その元修士学生が残したデータは図がたったの4つ・・・しかも無理やり4つにしたような分け方なので、Figure数は実質2つぐらいでしょうか?ノックアウトマウスの行動異常を某薬剤投与で改善させる実験なのですが、彼は行動解析をしただけで、肝心のメカニズムに関しては何もやっておりません。このままでは感触としてせいぜいIFが2-3点ぐらいの小粒の論文にしかなりませんwobbly (今の自分にはこの程度でかまわないから、とっとと論文書いてここを飛び出したい!)。そこで私がその元修士学生に代わり、薬剤の効果のメカニズムを検討しておりましたが、やりはじめてから4ヶ月かかってようやく有意差がでましたbearing ・・・が、統計の方法によっては有意差がでない検定もありますcoldsweats01 しかしN数は予定の7割程度だったので、もう少し数を増やせば何とかなるだろうと思い、ダメボスのところへデータを見せに行きましたrun

するとダメボスは「よし、これでいいんだ!これ以上実験する必要はないな」と大喜び・・・coldsweats02 「いや、これは検定が甘いので(というか不適切だと思うけど?)、Nを増やすべきだと・・・」と反論すると、「いいか、統計と言うのは所詮probabilityを問うだけだ。t-testで有意差がでればそれでいいんだ!」と無茶苦茶なことを言う。これではリバイスで「統計がおかしい」と言われかねないので、「とりあえず予定通りのN数でやります」と言うと、「そうか?まぁ好きにやったらいいさ」と怪訝な顔をする・・・。

話は大体終わったので帰ろうとすると、突然ダメボスの頭の上に電球が光りましたflair(つまり何かを思いついたようでした)。「Westernで○○のリン酸化フォームを見るんだ!これはとても重要だ」と力説・・・。しかし「それは海馬においては他の論文ですでにやっているので、新規性はない」と反論し、実際にその論文を見せてやりました。すると意気消沈し、「そうか、お前の言う通りだな・・・」と頭上の電球はフィラメントが切れてしまいました。もはや豆電球ではなくダメ電球です、これはwobbly

実験で使用する薬剤はメカニズム的にはかなり調べられている薬剤なのですが、今回私が証明したpathwayはユニークなので、ここを掘り下げるべきなのに、「○○のリン酸化フォーム」って、アンタそれはやりつくされているpathwayでしょう・・・sad とにかく考えが浅いというか、何が大事なのか全く分かっていない!!よくこんな思考能力で教授になれたな・・・と今回も呆れさせてもらいましたcoldsweats02  ダメだこりゃshock

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2009年2月22日 (日)

カナダ都市伝説(Halifaxだけか?)

最近ブログネタにするような事件がおきないため(まぁ平和というか何と言うか・・・)、実際こちらに住んで事前情報と違っていたこと(要は某旅行雑誌などの情報が実際と違っていること)、すなわち「都市伝説」的なものを羅列してみたいと思いますcoldsweats01(暇な奴・・・)

1.「現地の人は現金を使用しないため、小切手を必ず作らないといけない」 これは嘘でした。こちらに住んで5ヶ月になりますが、小切手を作っておりません。カードも使用してないです。現金のみでやって行けておりますyen

2.「カナダはサーモンが特産品。値段も安く、みんなサーモンばかり食べている」 これも嘘。スーパーで販売されているものは日本のものと変わらない値段。現地の人に聞いても肉ばかり食べているようです。coldsweats02まぁこれは地域によるのかな?Halifaxは大きな港を持っておりますが・・・

3.「カナダは実はマツタケの輸出で有名。これまた現地で安く購入できる!」 これも嘘です。カナダでマツタケを生産しているのは事実でしょうが、こちらでマツタケなんて見たこともないです。現地人は食べないのか?期待していたのにーcrying

4.「カナダでは雨が降っても誰も傘を使わない。このため現地で傘を購入するのは困難なので、日本から持ってきたほうがよいsprinkle」 これも嘘。たしかに現地の人はあまり傘を使用しないようですが、ドラッグストア等で販売されております。

5.「カナダでは室内は土足。このためスリッパを買えない。スリッパは日本から持ってくるべし」 これは嘘とはいえないが、やや大袈裟。Walmartや$1shopに行けば手に入ります。

6.「カナダはエコロジーの国」 これも正直言って嘘だと思います。ゴミは一応分別されておりますが、かなり大雑把。普通ゴミ、生ゴミ、リサイクルゴミ(ビン、空き缶、古着)、粗大ゴミと大まかに分けて4つですが、あまり守られていない様子。アパートの管理人も「全部普通ゴミでだしちゃいな(笑)」と言われた方もいるようです。まぁ国土がこれだけでかいので、埋めるところに困らないのでしょうか?

と、細々としたことばかり書きましたが、また気づいたら書き加えようかと思います。これはあくまでHalifaxのことなので、他の地域では該当しないこともあるかも?

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2009年2月18日 (水)

Halifaxも不景気?

最近気になることが一つあります。私が住んでいるところはHalifaxのdowntownから若干離れた住宅街にあります。現地の人には治安はよい場所と聞いておりました(Halifaxの北は治安が悪いらしい)。しかし、昨年末から通勤の途中でホームレスらしき人たちをしばしば見かけるようになりました。空き缶をつめた大きな袋をスーパーから取ってきたと思われるカートに乗せ、家々のゴミ箱を見て回っているようです。こちらにきたばかりの9月にはそれほどいなかった様な気がしますが、この不景気でホームレスが一気に増えたのでしょうか?しかし彼らは夜はどこで過ごしているのでしょう・・・。寒いときには-20℃以下になるこの地のどこで寒さをしのいでるのでしょうか?さすがに野宿だと凍死するだろうから、ホームレス用のシェルターでもあるのでしょうか・・・?うーん、謎だ。

不景気とは関係ありませんが、1ヶ月ほど前には大学構内のPCショップに拳銃のようなものを持った(服で隠していたのでよく分からなかったとのこと)若者が押し入り、PC一台を強奪したそうです。うーん、Halifaxの治安も悪くなってきたのでしょうか?何事も起こりませんように・・・bearing

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2009年2月14日 (土)

Pointless Comments

今日はプレゼンの発表練習2回目をラボミーティングでやりました。発表の前に「ネイティブスピーカーから聞いて、おかしなところを指摘してくれ」とわざわざ注文してるのにどうでもいいことを散々言われました・・・bearing 特に産休から復帰した(と言っても週に2日しか来ていない)Postdocの噛み付き方は尋常じゃありませんでしたbearing

プロジェクターをスクリーンではなくホワイトボードに写してプレゼンをしたため蛍光免疫染色の色がきれいにでなかったのですが(PC上ではクリア)、それを見て「核染が均一じゃないわ、これはサンプルが悪いのよ!」としきりに訴え、いくらPC上ではクリアだと説明しても鬼の首をとったかのようにずっとそのことを喋っておりました。加えて、ダメボスのこれまたどうでもいいような提案に対して、「私もそう思うわ!彼が正しいわ!」とここぞとばかりにYes-Manぶりをアピールしておりました。

ちなみにこのpostdoc、ここに来る前はカリフォルニア大学アーバイン校でpostdocをしていたのが自慢だそうですが、そこでのfirst authorとしての業績はなし(共著はあるけど聞いたことのない雑誌)。しかもここ10年はfirstなしだそうです・・・(もちろんコレスポもゼロ)。業績はなくても態度と自信は教授クラスです、ハイcoldsweats01 この産休Postdocの後押しに気を良くしたのかダメボスもここぞとばかりに、「データにばらつきがある(検定して有意差があっても)」だの、「この論文は完成されていないから発表は止めたらどうだ」など調子付いたことを言い始めました(すでにpublishされているし、review articleじゃないから全ての事を1論文のまとめることなんかできねーよ!pout)。その辺はスルーして、やりすごしましたが正直つらかった・・・shock

何というか、多少賢い奴ならこの論文の重要性が多少なりとも理解できるであろうに、メカニズムとかデータの解釈とか今後の展望とか、そういった広がりのある質問が来ない・・・。姑と小姑が嫁をよってたかって苛めているような雰囲気のプレゼン練習でした。それにしてもこのラボのおばさんPoctdoc 3人衆はどれも曲者ぞろい(1.頻繁に休む業績なしヘビースモーカー、2.ボスとしばしばもめるヒステリー現在長期休暇中、3.態度のでかい業績なし産休明け)!共通点は、おばさん(30代後半から40代前半)、子持ち、しょっちゅう休む、Postdoc歴10年弱・・・。本当に優秀なPostdocは早々と自分でラボを構えるので、この3人は明らかにヤバイ人たちに分類されるでしょう。でも周りから見たらこの3人に英語の不自由な日本人Postdocが加わり、ある意味最強チームになっているのかも(笑)こいつらと一緒にされているのか、俺は・・・ _| ̄|○

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2009年2月11日 (水)

トスカーナを開発中

前回飲んだDogajoloが気に入ったので、他のトスカーナワインでおいしいのはないかと思い、Dogajoloよりやや高いワインを購入してみました。結論から言うとイマイチ。

名称:Ruffino IL Ducale Toscana 2005
容量:750ml
原産国:イタリア(トスカーナ)
アルコール度数:13%
購入日:2009.01.31
価格:C$20.36
感想:続けざまのトスカーナワイン。その名の通りルフィーノ社が生産している。サンジョベーゼ60%、メルロー25%、シラー15%のミディアムボディ。サンジョベーゼ主体なのでフルーティーでタンニンはそれほどない。シラーが入っているので多少力強さを期待したが、いまひとつ。前回飲んだDogajoloもサンジョベーゼが主体だが、カベルネソーヴィニヨンのせいか、どっしりしていた気がします。

Ruffino

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2009年2月 9日 (月)

最近はまっているモノ(英語勉強法)

こちらに来て4ヶ月ほど経ちますが、あまり英語は上達した気がしませんdespair そこで「英語の勉強を楽しく出来る方法」はないかと思い、あれこれ試行錯誤しておりました。こちらに来る前に「ER」などのDVDを買って英語字幕で見ておりましたが、内容はすべて一度見たものなので正直言ってあまりはまりませんでしたsad そこで飽きずに楽しめる方法として、一つ見出したものが一つあります(大げさですが)!それは映画、ドラマ、アニメ何でもいいのですが、台詞をすべて書き出した「subscript」あるいは「transcript」を扱ったサイトを見つけます。それを見ながら今まで興味はあったけど、見れなかった映画タイトルを動画サイト(YouTube)などから「English Dub」で検索します。すると英語吹き替えの目的の動画を見ることが出来ます。後は先ほどの台詞を見ながら動画を見ますhappy02 分からない表現はノートに書き出し、英語サイトで調べます。subscriptがある限り、字幕つきで吹き替えを見ることが出来るので、これはかなりはまりますwink でも著作権の関係で、いつ動画が削除されるかはわかりませんが・・・。

また同じくYouTubeからですが、キャプション機能が付いた「The Official You Tube Blog」というサイトがあります。これはアップされている画像はまだ少ないのですが、ドラマのワンシーン、CM、ニュースの一部等に英語の字幕を表示させる機能が付いております。おすすめはこの中のCMで、世界中の面白CMが字幕付きで見れます。

上記二つの共通点は「よーし、英語の勉強をやっちゃうぞ!」という具合に構えずに、ただ「内容を楽しむためのツールとして英語を使う」感覚で、動画を見ることです。完璧に内容を理解するのではなく、とにかく「毎日30-60分、集中して英語を聞く時間を作る」ことが大切だと思います。といっても、この方法はまだ初めて1ヶ月も経っていないので、効果のほどはまだ出ておりませんが、少なくとも今までやった勉強法よりは続けられそうですcoldsweats01 

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2009年2月 7日 (土)

ちょっと得した気分?

今日は朝からミーティングあるので、実験の準備を早めにすべく、いつもよりも早く大学へ向かいましたrun しかし大学へ近づくにつれ、いつもと様子が違うことに気づきました・・・。そう、大学周辺に学生がほとんどいない・・・。研究室のあるビルディングに入りるとエレベーターの前にセキュリティー係が座っている。「今日は休みなのか?」とたずねると、「そうだ、今日は大学のホリデーだ」と答えてくれました。まぁどの道今日はミーティングの後に実験の予定を立てていたので、来なければならなかったのですが、それにしても全くと言っていいほど、今日の休日については情報が入ってきませんでした_| ̄|○ というか、私以外にも「え?今日は休みだったの?」という感じで大学にやってきた人が数名いましたが・・・。というわけで、午後に予定した実験を午前中に終わらせ、午後から自宅に帰りました。ちょっぴり得した気分catface しかし、私の記憶が確かならばこちらに来てから既に「University Holiday」なるものは今回で2回目のような気がしますが・・・。年に何回あるんだろう・・・。

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2009年2月 4日 (水)

海外で頑張っているPostdoctoral FellowのBlog雑感

今のボスはしょっちゅう約束事を忘れますsad こちらが頼んだことはおろか、ボス自身が私に頼んだことも忘れてしまいます。

昨日、私のところにやってきて「明日は今後の実験について、テクニシャンを交えてディスカッションするぞ!文献のファイルを今日中に送るから、それを全部読んどけ。」といったのですが、文献のファイルは結局届かず・・・。「きっと今日はディスカッションのことは忘れているだろうな。まぁ今日は、こちらから話を振ろうか・・・」と思ったのですが、奴は私の想像をはるかに超えています・・・wobbly

昼過ぎにラボに電話がかかってくるので電話に出ると、「ハーイ!どうだ調子は?実験はうまく行ってるか?」と陽気な声。そう、奴です、私のボスです。続けざまに「今日は天候が悪いし、ちょっと風邪気味だからラボ休む。他のメンバーはどうしてる?まぁ別に電話代わらなくていいんだけど・・・、あー調子悪い・・・ゲホゲホ(咳?)」と急に病人のフリ。当然今日のディスカッションの話は一切ありません。随分前から気になっていたのですが、天候を理由に結構この人、休暇をとっておりますcoldsweats01 きっと天気が悪くて「あー、今日は面倒だなー、まぁ無理するなオレ、ドンマイ」みたいな乗りで休んだのでしょう。あえて突っ込まず「お大事にー」と一言いって、ガチャリと電話を切ってやりました。いつもこんな調子なので「ディスカッションをしよう」と言われ、すっぽかされたのは覚えているだけでも今回で5回目・・・。最初はただ呆れていたのですが、最近では「ひょっとして、この人若年性の認知症(痴呆症)か?」と疑うようになりましたbearing

以前の私ならここで、「あー、物忘れの始まったダメボスの元でわざわざ留学しているオレって悲劇の絶頂!crying」と思うのかもしれません。しかし、最近はそれほどまで悲観しないようになりました。と言うのも、近頃、海外で頑張っている他のpostdoctoral fellowの方々のblogを読んでおります。中には非常につらい目にあっている方々もおられるようで、不条理なことでボスに叱られたり、なじられたりしているようです。比較するのは失礼かもしれませんが、「感情的になってなじるボス」というのは私が最も嫌いなタイプ(というか、誰も嫌い?)なので、そんな最悪ボスよりは今の「物忘れボス」のほうがまだマシなのかも・・・と思うようになりました。そう、なるべく今のボスのいい所を探して、論文の一報でも書いてから日本に帰るなり、他ラボに移籍しようと考えるようになりました。

自分だけでなく、海外で頑張っているPostdoctoral Fellowの皆さんは海外で苦労することでレベルアップしようとしております。レベルアップが何を指すかは人それぞれでしょうが、感情に流されずに黙々と自分に課した任務を遂行することが大切なのでしょう。とりあえず、もうしばらくは「物忘れボス」に付き合うことにします(きっと今後も色々と神経を逆撫でしてくれるでしょうが・・・)。

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