久々にダメボスのことについて書きます(というか一時期ダメボスの観察日記となっておりました、このブログ
)。現在私がやっているプロジェクトは二つあり、一つは精神科関係のプロジェクトと、もう一つは他のラボとの共同研究で、臨床とはややはなれたプロジェクトです。メインは前者の方なのですが、後者のプロジェクトも簡単だけど興味深いので余った時間をみつけては細々とやっております。
この共同研究の結果がある程度まとまりつつあるので、ダメボスに「共同研究先と論文をどのようにまとめるかディスカッションしたほうがいいのでは?」と先日メールしました。しかしダメボスの返事は「そのプロジェクトは心配せんでいい」とだけ・・・。「どういう意味なんだ?」と思いながらも、「一応結果だけでも共同研究先に知らせるか」と考え、昨日共同研究先にデータを持っていきました。
以前データを見せたときは、先方は私のデータにかなり興味深々でした。今回はN数を増やしてconvincingなデータを見せたのですが、反応がいま一つ・・・
「今回はリアクション薄いな」と思っていると、先方は「○○(ダメボスの名前)はこのプロジェクトに興味があるのか?この前、このプロジェクトについて話したんだけど・・・。彼はstrangeなところがあるよ」と何やら不満げ・・・。ここでボスの返事の理由が何となく分かりました。
最近ダメボス、グラントをやたらと申請したいと私に言っており、メインのプロジェクトを早く終わらせるよう急かすことがしばしばありました。つまり、共同研究の方を中断させるため彼なりの根回しをしていたのだと思います。ここで我々がこのプロジェクトに興味がないと思われたらマズいので、「そんなことはないと思うよ、彼はただ忙しいだけだと思う」と軽くフォローを入れておいたのですが、何だか雲行きが怪しいような・・・
今回の事とは別に、最近ラボメンのダメボスへの評価がだいぶ分かってきました。以前にも書きましたが、このダメボス、約束をなかなか守れない奴。特に毎週金曜日にやるはずのミーティングですが、しょっちゅうダメボスがすっぽかすため、最近では前日に「よっしゃ、明日ミーティングするぞ!」などとメールがまわり、不定期になりつつあります(月曜日になったり、水曜日になったり)。更に悪いことに、「明日ミーティングするぞ!」と言っておきながら、当日に急にキャンセルになったりすることも数回あります。
この他にもこのラボには「幻のジャーナルクラブ(論文の輪読会)」なるものがあり、突然ダメボスが「これからジャーナルクラブを始めるぞ!まずはお前からだ。来週までに用意して来い!」と無茶振りし、提案した本人がジャーナルクラブをすっぽかすこともあります(と言うわけで、ちゃんとしたジャーナルクラブはありません)。
最初はこのようないい加減な態度に対して相当腹を立てておりましたが、ラボメンも口々に「it always happens(いつものことさ)」「that's how he is(彼らしいね)」と異口同音に言うのが分かり、「あー、奴ってこういうポジションな訳ね」と納得しました。つまり単純に日本とカナダの文化あるいは言語の相違によるすれ違いではなく、奴の日ごろの態度は現地の人間にも呆れられていることが分かりました(つまり、ユニバーサルデザインないい加減さなのです)。
しかし、だからと言って周囲の人間がこのダメボスを嫌っているかといったら、そうではありません。約束は守れず、忘れっぽく、気分屋なところはマイナスポイントなのですが、愛想がよく、誰に対してもフレンドリーで、すぐにジョークを言って周囲を笑わそうとするところなど、どこか憎めないところがあります(精神科医なら大体こういう状況からある障害を思い浮かべますが、敢えて書きません。多分彼はこの障害の治療プログラムを受けていたのかも?)。
と、だらだらと書きましたが、まぁ私だけが困っている訳ではないと分かりホッとしたような、先行きが不透明になったというか・・・。うーん、やっぱりヤバイかも
こちらが上手く舵取りしないと、トンでもない方向へ行っちゃいそうです
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